特集はじまりと終わりが共存する洞窟

長い、長い時間をかけて、その洞窟は生まれました。場所は二つの地層の境界でした。地層の終わりは新しい地層のはじまりでもあります。境界に生まれた洞窟もまた、はじまりの象徴ではないでしょうか。人間の営みよりも前から存在しつづけ、今も神聖な場所としてまつられる洞窟。この地に刻まれた物語を読むため、学芸員の永田紘樹さんとともに洞窟へと潜ってきました。

特集祖母山のはじまりと、白亜紀からの贈り物

昔の出来事は地下で、地上は現在。私たちの暮らす大地は積み重なっていて、それが当たり前だと思っていましたが、当たり前ではありませんでした。そう理解できたのは、かつて城のあった山に登り、白亜紀からの「贈り物」に出会えたから。数千万年という途方もない時間を経て、小さな化石と出会った瞬間です。山頂はかつて海の底だったことを教えてくれました。

特集竹田の水のはじまり。どこから来るのでしょう?

名水として知られる竹田湧水群。「名水百選」に選ばれるほどで、湧出地は50カ所を超え、水量も豊富です。柔らかな口当たりの水は地域に親しまれ、生活に潤いを与えてくれます。とめどなくあふれる水を見ていると、ふと疑問が湧いてきました。この水はどこから来るのでしょう。答えを求めて、地質学者の永田さんと現地を訪ねてきました。

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祖母山麓エリア再生プロジェクトとは

持続可能な地域活動、
経済活動で人と自然を次の世代へ

2017年に祖母・傾・大崩ユネスコエコパークに登録された、
ここ祖母山麓エリアは原生的な自然と希少動植物の宝庫として知られ、
その恵みによって古くから人々の豊かな暮らしが息づくエリアです。

一方で、高齢化による地域活動の担い手不足、人口減少と経済活動の衰退は年々深刻さを増し、地域の存続そのものが危ぶまれている現状にあります。

このプロジェクトは、このエリアの魅力を改めて見直し、再発見することでその魅力の増幅と再編集を行い、持続可能な地域活動や経済活動を維持発展させるべく、2022年度よりスタートした地方創生プロジェクトです。
地域住民による地域の魅力再発見ワークショップを皮切りに、エリアでの様々なアクティビティ開発、情報発信、地域資源を活用したコンテンツ開発や公共施設の活用と利用促進などの様々な事業を展開し、エリア再生を推進しています。

永田 紘樹

地質研究家

1982(昭和57)年生まれ。熊本市出身。熊本大学大学院自然科学研究科で地質、古生物学を学ぶ(修士)。学芸員として身近な物事と地質学を、ワクワク楽しく繋ぐ普及活動を行っている。「ブラタモリ」、「日本人のおなまえ」などに出演。自分で焙煎までする無類のコーヒー好き。

祖母山麓エリア AREA

⼊⽥、嫗岳 、宮砥の3地区からからなる祖⺟⼭麓エリア。
大分県竹田市の南部、名峰祖母山の麓一帯に位置するこの地域は原生的かつ神秘的な山々、湧水の恩恵を受け広がる田園地帯、古から受け継がれる文化に彩られた、それはそれは、豊かで穏やかな場所です。

登山レポート Supported by YAMAP

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祖母山麓エリアの歴史をもっと知ることができる観光スポットやグルメスポット、体験・交流施設

みんなで写真を撮りながらエリアを歩く「PHOTO WALK」で祖母山麓の魅力を再発見

ACCESS

⾞でお越しの
場合

  • 福岡から

    2時間半〜3時間程

  • ⼤分市から

    1時間程

JRでお越しの場合※乗り継ぎ時間除く

  • 福岡から

    3時間半〜4時間

  • ⼤分市から

    1時間程

⾶⾏機でお越しの
場合

  • ⼤分空港から

    バス→JRで2時間程