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レポート

YAMAP ひげ隊長直伝!インタープリター養成講座が始動しました

更新

10月30日(土)、31日(日)の2日間、登山アプリサービスの最大手企業 YAMAPによるインタープリター養成講座を開催しました。

インタープリター(interpreter)とは、日本語で「翻訳・通訳」を意味する言葉。今回目指すのは、「地域の動植物や自然環境が発するメッセージを人々にわかりやすく伝える役割」の担い手。このエリアの魅力に、それぞれの個性や視点を加えて、より魅力的に地域を伝えるための人材を養成する取り組みです。

初回の講座は、座学+フィールドワーク

講師は、YAMAPの名物ガイド「ひげ隊長」こと前田さん。

その圧倒的なキャラクターと話術で、参加者の皆さんをぐいぐい引き寄せていました。

1日目はこのテキストを使って全員で座学から

このテキストを使って早速スタート!

と思いきや、まずは参加者全員の自己紹介から。

今回の参加者は、このエリアの保護や活性化のために活動するMMS21のメンバーを中心に、竹田の城下町で宿を営む人、協力隊として活動する人など多彩なメンバー構成です。

生まれてから今までの人生、自然との関わり度合いなどをそれぞれじっくりと話してもらい、一気に参加者同士の距離が縮まったことで、場に一体感が生まれました。

廃校を利用した施設「あ祖母学舎」のランチルームは明るくて開放的。学びの場にぴったりです。
地域の女性たちによる「ひまわり会」による昼ごはん。だご汁やエリア内の新米など地元のめぐみたっぷりと。

午後からは、テキストに沿っての講座形式の時間。

知識やテクニックだけではなく、「伝えたい」という「想い」の大切さなどを隊長の考えと共に聞け、実践的かつ、とても印象に残る内容でした。

講座終盤には涙ぐむ参加者も、、、、初日から熱い学びとなりました。

2日目は、早速フィールドへ。

次回以降、参加者自身が決めたコースのガイドをブラッシュアップし、最終的にそれぞれのコースを作っていくため、今回はまず場所の下見を行いました。

まずは祖母山神原登山口からスタート

今回は、祖母山5合目の小屋までのトレッキングコースと岡城の2箇所。

コースを下見しつつ、それぞれが2回ガイドする、というお題を渡され、いざ出発。

地元で活動するMMS21のメンバーはエリアをよく知りながら、それぞれの得意分野から説明してくれました。

午後からは場所を移して、岡城跡へ。

祖母エリアと岡城とのつながりなど、新しい視点を知ることでガイドの広がりも期待できそうです。

フィールド確認後には、まちづくりたけた株式会社が運営するコワーキングスペースCamp!をお借りして、今回のまとめ。

和やかな雰囲気の中で、1人1人にきちんとアドバイスをしながら次回へ繋がる振り返りの場に

講師の隊長からは厳しいご意見も出る中、参加者の皆さんの表情は真剣そのもの。

本気で取り組む姿勢が窺え、今後がますます楽しみになりました。

次回、第2回は11月26日(金)から28日(日)の2泊3日に渡って開催です。

それぞれが選んだコースでのガイドを実際に行いながらの、フィールドワーク。

その様子は、またこちらでお知らせしますので、お楽しみに!

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