地元発案の企画「おだまきカフェ」をお試しで開催しました!
2017年祖母山がユネスコエコパークに登録された頃から、祖母山の麓の嫗岳地区をたくさんの人に知ってもらえるキッカケ作りができないかな…と考えていました。去年今年とコロナ禍で地区行事が次々と中止され、いつも会っていた地元の方たちと交流する機会がほとんどない現状になり、何か行事の代わりになるようなことができないかと考えていたんです。
数か月前のMMS21の会議に参加した外部の方から「妄想レベルで構わないので、やりたいことを言ってみてください」と言われ、「緒環で月イチとかでいいからカフェをやってみたい」という妄想を口にした私。「それいいね!」とそこにいた方々が賛同して下さり、一気に実現化したのが今回のカフェ企画です。
イベント企画の経験もない私が、どこから手を付けていいのかわからないところからスタート。自分なりにプランを立て、MMS21のメンバー等の協力もあって徐々に形になっていきました。色々な不安がありながらも、だんだんと自分自身がイベントに期待をしていくようになりました。
できれば竹田の食材やお店を利用したいと考え、カボスはカボス農家をしている妹夫婦の渡邉さん、ハチミツは養蜂をしている安藤さん(私の小·中同級生のお父さん)、コーヒー豆はnageia coffee(ナギアコーヒー)の志賀さん、焼き菓子はkarinの阿南さん、紙コップはサノパッケージさんにお願いし、提供する全てを竹田で揃える事が出来ました。
今回は、お試しなのでSNSでの発信はせず、緒環の運営に関わる神原の方々にだけチラシでお知らせを。
カフェ企画の当日が晴れてよかったです。(少し肌寒かったですが…)地元の方だけでなく、市外在住だけど実家の親の様子を見に帰って来てチラシを見たからと寄ってくれた方もいらっしゃいました。久しぶりにお会いする地元のおいちゃんやおばちゃんたちが、コーヒーを飲んで笑顔で井戸端会議をしている姿を見て、「こうやって笑顔で人が集える場所があるっていいな…」と改めて感じました。
不定期になるかもしれませんが、また開催したいです。次回以降はSNSを利用して、たくさんの方に神原を含む嫗岳地区や祖母山麓エリアを知ってもらいたいですし、カフェ企画だけではなく地域全体で取り組んでいけるようなこともしていきたいと思っています。
目標にしていた販売数には届かず、色々と反省点はありますが、まずは協力してくれた方々に感謝の気持ちでいっぱいです。(文:後藤こずえ)